【仕事中に包丁で怪我】切り傷に気づかず、片脚血まみれで調理し続ける相棒
僕は36歳で、飲食店の店長をしています。以前に勤めていた飲食店での話です。洋食を出すダイニングバーで、キッチンの仕事をしていました。オニオンスライスや人参の千切りなど包丁を握ったことのなかった僕にとっては、切り傷をするということは日常茶飯事の出来事でした。
飲食店のキッチンでは、包丁による傷はつきもの
切り傷で絆創膏だらけになりながらも、毎日コツコツと包丁仕事をすると包丁の扱いにも慣れてくるものです。いつもキッチンでは2人で作業をしていました。包丁が近くにあるときや片付ける際に人の近くを通ったりする時は、お互いに大きな声で「包丁通ります!」と掛け声をし、安全に怪我のないよう作業をしていました。
そして、個人でも包丁の置く場所や置く向き、包丁の拭き方など、本当に気を遣っていたのを思い出します。そして僕も包丁には慣れ、一緒にキッチンに入ってる従業員も包丁に慣れている相棒とでの仕事の日のことです。
とにかく忙しい夜で、ホールの従業員からも「〇番テーブルのオーダーはまだか」と聞かれるぐらいキッチンは慌ただしかったです。お互いがお互いの持ち場の仕事に集中し、とにかく無我夢中で目の前のオーダーをこなしていました。
【相棒の太ももに包丁で切った切り傷】したたり落ちる血にパニック
ようやくピークを過ぎて僕の持ち場が落ち着き、もう相棒のオーダーを手伝おうかと話しかけた時です。相棒のズボンの裾や足元に何か赤黒い液体が・・。「おい!何か出てるぞ!!」「血でしょ!血!!」
相方は唖然として状況がつかめない模様で、「僕じゃないです!」と言っていましたが、明らかに相方の足元に血が垂れているのです。
動かないようにジッとしてもらいよく見てみると、太モモ辺りのズボンがパカーと10センチほど切れていました。太モモには切り傷がありかなりの量の血が流れ、ズボンや足を伝い足元まで血でぬれていたのでした。
【片脚血まみれの相棒】包丁の切り傷が深く、救急車で運ばれ5針縫う
慌てて相棒のズボンをハサミで切りました。よく見ると切り傷はかなり深く出血もひどかったため、お店にある絆創膏やそんなものではどうしようもならない状況です。何でそんなに切れてるのか、本人も状況がわかってないし、そんな事を追求するよりとにかく救急車を呼ぼうとなり、相棒は救急車で運ばれていきました。
結局、相棒は5針縫う怪我でした。その後相棒から、「多分、慌てていていつものように手元にある布巾で拭かずに、サロンで拭いてしまった。その時に切ってしまったと思います。」とメールで連絡がありました。
僕としては「気づくでしょうが!」と思いましたが、相棒も落ち込んでいましたし、特に突っ込みは入れずにおきました。ただ救急車がお店の前に停まり、奥のキッチンから血だらけのタオルで足をグルグル巻にされた従業員が運ばれて行く様子を見たお客様が1番ビックリしていました。お客様に出した料理には、相棒の血は確実に混ざっておりません!
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