【包丁研ぎ失敗談】砥石やスティック状の砥石で研いでも、切れ味が良くならない
包丁は全部で3本持っています。30年くらい前に買った、1,000円程度の短い包丁が1本。20年前くらいに買った、2,000円くらいの包丁が1本。15年くらい前に買った、ヘンケルスの持ち手まで分解して洗える6,000円くらい包丁が1本。どれも、自分で研いで現役で働いてくれています。
【砥石で包丁研ぎに挑戦】包丁研ぎの技術を磨き、切れ味抜群の包丁にしたい
あまり包丁を使い慣れていない頃は、切れ味が悪いくらいの方が安全安心だと思っていました。スパスパ切れる包丁なんて、手を切って怪我しそうで怖かったからです。ところが、包丁を使い慣れてくると、「切れ味の悪い包丁の方が怪我をしそうで怖い」という思いに変わりました。
包丁を新しいものに買い替えるか迷った結果、昔ながらの砥石を東急ハンズで購入。何に関しても職人的なことが好きな私にとっては、新しく便利なものより砥石の方が魅力的でした。最新技術なんて人間の能力を退化させるだけ~、なんて思っていましたし・・。
砥石は一生使えて、自分の技術次第でどんどん包丁研ぎが上手くなり、包丁の切れ味が良くなっていくのです。腕が鳴ります。
【包丁研ぎで失敗】研ぎ方を調べ砥石で研ぐも、切れ味が全然良くならない
早速、切れ味が悪くなってきた包丁たちを砥石で研ぐ私。インターネットでどのように研げば刃が鋭くなるのか調べ、一生懸命日々練習。初めのうちは下手くそで当然。必ずや職人技を手に入れて、かっこよく包丁を研いでやる!と意気込んだものの・・。
砥石に当てる刃の角度を工夫したり色々やってみたのですが、切れ味が良くなる研ぎ方になるには程遠く。日常の雑事に追われて時間的に無理になり、挫折して砥石を処分する・・という悲しく残念な流れに。砥石での包丁研ぎは、失敗に終わりました。
【スティック状の包丁研ぎ】簡単お手軽のキャッチコピーに惹かれ購入し、失敗
そして、両極端な思考の持ち主である私は、今度はカタログで新たな包丁研ぎを発見。それは、ダイヤモンドの粒子が練り込まれているスティック状の砥石。軽くて3~4回刃を擦るだけで切れ味が復活、と書いてあり、そのキャッチコピーに惹かれ購入。
今思えば、職人気質の私が「簡単お手軽」なんて両極端なものをよく考えずに買ったことが間違いでした。その当時は砥石の手間暇をかかった思い出が色濃く、それを払拭するキャッチコピーにとても惹かれてしまったんだと思います。
スティック状の砥石を使ってみてどうだったかというと。自分のやり方が悪かったのか、それとも切れ味が悪くなる前にもっとまめに研いだほうが良かったのか。切れ味が落ちてきたな、と感じてからスティック砥石で3~4回なでただけでは包丁の切れ味は復活せず、何度試してもうまくいかず、またもや失敗。安易に選んだ自分に自己嫌悪。
こんな反省を踏まえて、現在は砥石を細かく振動させて研いでくれる、電動包丁研ぎ器を東急ハンズで購入。職人技と現代技術、手軽さを併せ持ったものを使う作戦です。値段はそこそこ張るので、期待と失敗に対する怖さと半々。どんな働きをみせるか見所です。
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